参加型学習
概念
参加型学習の「参加」とは、子供が自己の意識でその場所や場面に関わり、そこにいる他者(仲間)と様々な体験を共有することを意味する。
●対比
学校の授業や地域の活動に参加した時、「その場にいる」というだけの参加で、すでにある知識や技術を与えられる学習で終わってしまい、学びが曖昧なものになってしまいます。場所・場面・知識・技術などを与えられて なぞらえる、記憶する学びとなる。つまり学習者が「わかること」をねらいとして知識や技術を与えられる学習が参加型学習である。
●結論
学習者に「わかること」をねらいとして、知識や技術をあたえられる学習と異なり、学習者が「いま、ここ」での体験に自発的・能動的に関わり、感じたり、考えたり、対話したり、することを通して「気づくこと」から「わかること」へ、更には意識変容という変わることへと学習を発展させることができるのです。ことわざに「聞いたことは忘れる、見たことは覚える、やったことはわかる、発見したことはできる。」とあります。これらを具体的に言いますと講義・講演など一方的な話は、いつか忘れます、ビデオやスライドなどの映像は覚えるだけです、体験し そこで発見したことは理解でき、その後の行動へと結びついていきます。
「気づき」から行動へ
1「気づく」「わかる」「かわる」という学習プロセスを経た個人が身近な環境や社会を変えることへと発展する。
2具体的な行動へとつなげる力を育てること。
これらを有効に学習形態の一つとして参加型学習がある。
特定非営利活動法人 あおぞらスクール
理事長 國府田 康江
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